行動できない人のための甘噛みの勧め

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こういうことをしたい、
ああいうことがしたい、
と思っていても、行動にうつせない人が
多いと思い動画を撮りました。

なにかを始めるにあたって、
すぐ始められないというケースが多いと思います。

すぐ始められない自分を卑下したり、
自己否定してしまったりすることも
あるかもしれません。

そういったことがなくなるような
「甘噛みの勧め」のお話をしていきます

「やってみないとわからない」
これは甘噛みの話をする上で、
常に重要な考えです。

自分が行動していないことは全部妄想です。
つまりわかっていないはずなのです。

たとえば、
いくらカレーの本を読んでも、
カレーの味は食べてみないとわかりません。

コーヒーでもビールでも、
飲んだことがない食べたことがない味を
人に説明しようと思っても難しいものです。

食べなくても味がわかる、
本を読んだだけで味がわかる、
ということはないはずです。

私の話でいうと、
子どもの頃にプラモデルを作る際に、
カッターを使うことがあり、
母親に「気を付けてね」と言われましたが、
分からず指を切ってしまったことがありました。

4歳か5歳くらいのときでしたが、
その時に初めて刃物は危ないなとわかりました。

カッターは危ないよ、と言われていても、
実際に自分の指を切ってみて、
初めて危ないんだな痛いんだなとわかったのです。

つまり、
やってみないとわからない
のです。

もう一つ大切なのは、
「始めてみると意外と好きかもしれない」
という考えです。

私も、
エラそうに「甘噛みのススメ」の
話をしていますが、

私自身がさんざん甘噛みをしてきたので、
こういうことをお話ししているのです。

たとえば、
私の趣味であるダイビング、弓道、社交ダンス、
そしてコーチングは全部やってみたら
おもしろかったものたちです。

ダイビングは私の父がやってみたいということで
乗り気ではありませんでしたが、
親がお金を出してくれるしやってみるか、
という軽い気持ちでやってみたら非常におもしろかった。

弓道は、私のメンター(ビジネスの師匠)に
武道の精神を学んだほうがいいといわれ、
なかば無理やり武道をやることになり、
たまたま町の弓道教室の案内を見て、
始めたら意外と楽しくて、
弓道着まで買うほどはまりました。

最初から弓道に興味があったわけではありません。
無理やりやらされてやってみたら面白かったのです。

社交ダンスも友達が「社交ダンスいいよ」と言われ、
なんだかわからないまま始めてみたら、
夢中になっていました。

コーチングは、
やりたかったわけではないですが、
本の中に書いてあったので、
やってみたら意外と面白く、
3,4年トレーニングを受けたりしました。

私の趣味や好きなものの例を挙げてみても、
最初は興味がなかったけどやってみたら実は
面白かったという経験が非常に多くあります。

とりえあずやってみる
ということは本当におすすめです

さて、
何かを始められない、
行動できない人の多くは、
○○が起きるかもしれないと考えてしまいがちです。

実は、
何かを始めてみて、
たいしたことは実際には起きないのです。

最悪な話、
殺されてしまう、
何百万も取られてしまう、など、
興味のあることを始めることで、
たいしたことは実は起こらないことがほとんどなのです。

その時に躊躇してしまうのであれば、
最悪の事態は何があるか
を考えてみてください。

私が中学生のころ、
K-1が流行っていて、
キックボクシングにあこがれていました。

しかし、
実際にジムに行って、
いかつい怖い人にボコボコにされたらどうしよう、
と考えて結局行動に踏み切れませんでした。

しかし30歳を超えてから、
男子たるもの強くありたいと思い、
またキックボクシングやってみようかなと思うようになりました。

私自身も行動できないと悩んでいたときに、
「最悪の場合何が起こるの?
(最悪思考ともいいます)と考えてみたときに、

・肉体的マイナス:たとえばジムに行ってボコボコにされるかという不安に関しては、そもそもやらなきゃいい話です。ムキムキの人と対戦しろと言われたら、やりませんといえばいい話です。
・精神的マイナス:せいぜい思いついても「みんな強いな、僕だけ弱いな」と思うくらいです
・経済的マイナス:つまり月謝です。私が通っていたところは月9000円でした。

こうやって最悪の事態を考えてみても実際、
たいしたことは起こらないのです。

さきほど挙げたダイビングや弓道にしても、
やってみて死ぬわけでもないし何百万もなくなるわけでもありません。

精神的に破滅に追い込まれることもありません。

何かをしたい、
行動したい、
と思ったときに考えていただきたいことは
「最悪なにが起きるのか」ということです。

すると、
たいしたことは起こらないと気づけるはずです。

また、
これも私が大切にしている考えなのですが
「考えてからやるvsやってから考える」
です

「考えてからやります」、
という人がいますが、
考えただけで解決することはほとんどありません。

多くのことは想定外が起きます。

たとえば、
あなたがしているお仕事のことを思い出していただいていても、
事業計画などで思った通りに行くことはなかなかありません。

想定外のハプニングはどうしても起こるわけです。
考えてもすべて解決できることはありませんし、
理科のように実験してみないと結果はわかりません。

あなたが私のようにキックボクシングをやるとして、
キックボクシングのことを考えてみても、
やったことがなければわかりません。

大事なのはとりあえずやってみる、
ということです。

そしてやってみるのであれば、
先ほどの最悪なにが起こるか、ということを考えてみてください。

最後に、
「だから甘噛みから始める」

いやならいやでいいわけです。

弓道にしろ社交ダンスにしろ、
嫌だったら辞めていいのです。

絶対にし続けなければいけない、
ということはほとんどありません。

また、我々日本人は、
小さい頃からの教育でちゃんとやらなきゃいけない
と思ってしまいがちですが、
ちゃんとやらなくていいのです。

私がキックボクシングを始めたからといって、
プロの選手になるわけではありません。

ちゃんとやろうとしなくていいです。
逆に私がキックボクシングをちゃんとやろうと張り切っても、
滑稽なだけです。

嫌なら辞めていい、
ちゃんとやらなくていい。

つまり甘噛みから始める、
ということが非常に大事です。

最後に、
もう一つ。

独学はオススメしません。

一人でキックボクシングを始めてみても、
好きかどうかも楽しいかどうかも判断はできません。

なので、
ちゃんとした人に教わるということは大事です。

料理にしても独学で料理をして、
とてもおいしくできました、
ということはなかなかありません。

切り方や炒め方、
煮込み方味付けの仕方
、細かい要素があるので、
人から教わらないとおいしい料理はできませんし、
その作り方が正しいかどうか、
好きかどうかも判断がむずかしいわけです。

弓道は独学で始めてみても無理ですし、
ダイビングに関しては命に係わる問題になってしまいます。

なので、甘噛みから始めていただきたいのです。

ちゃんとしようとしない、
嫌なら辞めていいという気持ちで臨んで、
好きかどうかわかるためにも独学ではなく誰かから学ぶようにしましょう。

甘噛みから始めて、
ちゃんとやろうとしない、
嫌なら辞める。

本当にあっているかどうか好きか嫌いか
見極めるためにも独学で始めない。

以上のことは非常に重要です。

それらを考えたうえで、
最悪の事態を想像してみれば、
たいしたことは起こらないとわかるはずです。

何かを始めないと何も変わりません。

「一人で悶々と考えていたら人生変わった」
ということはあまりありません。

行動しないことには何も変わらないわけですが、
行動がしづらいという人は、
ぜひ甘噛みから始めてみてほしいと思います

疑問質問があれば
お答えさせていただきたいと思いますので、
お気軽にご連絡ください。

私も有益な情報をお伝えしたいと思っているので、
皆様からの質問が私のためにもなりますし、
また新しい動画音声をお送りさせていただけるきっかけになると思うので、
ちょっとした内容でも大丈夫です。

それこそ、
甘噛み、
ですね。

私に連絡することを躊躇しているのであれば、
連絡することで最悪何が起きるかを考えてみてください。

何も起きません(笑)

ちゃんと質問しようと思わなくていいし、
質問しようと思って嫌だと思ったら辞めていいのです。

少しずつ始めて何かを行動する癖を
つけていただければと思います。

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