人生を変える弟子力

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今回は、
「人生を変える弟子力」
です。

「弟子力」というと
あまり耳慣れない言葉なんですけれども、
私が、このように、ある意味、
偉そうに、いろいろお話を
させていただけるようになったのも、
私にも師匠がいて、
その方のおかげなんですよね。

私がすごいわけでもないんですけれど、
どういう風に、師匠から学んで、
どん底貧乏、借金まみれ、
みたいなところから、

ある程度、経済的に自由に、
好きなものを買えるし、
好きなときに、
好きなところに旅行に行けるし、
という人生になれたか、
ということの根本について
お話していきたいと思います。

まず、最初に、
「今悩んでる悩みは
今のあなたには解決できない」
というのがひとつの事実です。

なぜかというと、
解決できないから悩んでるはず。
ですよね。

なにか経済的な事情。
収入が少ない、借金がある、
といった悩みや、
もっと収入を伸ばしたい、
自由になりたい、
といった悩みがあるとしたら、

今のあなたでは、残念ながら
解決できないんですよね。

なぜならば、
解決できるのであれば
解決してるはず、
悩んでないはずです。

だからこそ
お悩みになっているのだと思いますが、
解決の最短コースは、
「解決してる人に聞く」ということです。

よく、
悩んでるので考えます、とか
自分を見つめ直します、とか
おっしゃる方いらっしゃるんですけれど、
非常に残念な話なんですが、
今のあなたの悩みは
今のあなたには解決できないわけです。

料理に例えていえば、
材料がなければ料理は作れないですよね。
例えば、カレーを作りたいのに、
ニンジンも、ジャガイモも、
肉も、カレールウもなければ、
できるわけないですよね。

それと同じで、
あなたに解決する素材がなければ、
どんなにこねくり回しても、
どんなに料理しようとしても、
解決はできないわけです。

そうであれば、
素材を持っている、
解決してる人に聞くというのが
いちばんなわけです。
人に教わるのが最短コースなわけです。

甲子園・高校野球でいえば、
コーチも監督もいないのに
甲子園に行きました、
なんて学校はないですよね。

監督が変わったら急に強くなった、
監督がいなくなったら急に弱くなった、
というのはよくある話ですよね。

やはり、解決してる人が
そばにいるか、いないかが
高校野球でも同じわけです。

それは、今のあなたの悩みにも
同じことがいえるわけなんです。

つまり、解決してる人に聞く、
解決してる人に弟子入りをする、
解決してる人に教えをいただいて、
解決の手伝いをしていただく、
というのが最速・最短になります。

私も、困ったり悩んだりしたら
師匠に聞くようにしています。

師匠に教わるときに大事なことは
「師匠を目一杯使い倒す」ことです。

私自身も、師匠に、
ビジネスやコミュニケーションなど
いろいろと教わったんですが、
遠慮なく使い倒しました。

「こんなことを言ったら嫌われるかな?」
などの遠慮はいらないんです。
むしろ、それで嫌うような師匠なら
あなたの師匠としては不適格です。
師匠と呼ぶに値しない人間なんです。

だから、遠慮せずに、
聞きたいこと知りたいことを
聞き倒すということが
あなたの悩みを解決する、
そして、人生を変える
最短・最速のコースをいうわけです。

師匠を使い倒すコツなんですが、
3つあります。
「分からないことはそのままにしない」
「この人に習うと決めたら全部言う通りにする」
「課題があったら全力でやる」
このことが非常に重要です。

分かったフリをしない。
これ質問したら嫌われてしまうかな?
変に思われてしまうかな?
ではなくて、
分からなかったら、分からないです。
と聞くのが一番です。

私の師匠はすごく頭のいい人で、
すごくたくさんしゃべるんですね。
日本語をしゃべってるんですけれど
全くわからなかったんです。

そのたびに、
「すいません、分かりません」
「すいません、分かりません」
「すいません、分かりません」
って、もう何度も聞いてました。

分かったフリをしても、
あなたの悩みの解決にはならないんです。
師匠に気に入られることが目的ではなく、
あなたの悩みを解決することが目的です。

分からないことはそのままにしないで
師匠を使い倒してください。

この人に習うと決めたら、
若干、そうかな?と思うことがあっても、
とりあえず、きいてみるのが一番いいです。

なぜかというと、
中途半端にやっても、
師匠が言っていることが、
正解なのか、不正解なのか、
成功するのか、しないのか、
がわからないからですね。

ちょこちょこ、ちょこちょこ、
とやったとしても、
うまくいくか、いかないかの
判断は難しいんですね。

こうしたほうがいい、
ああしたほうがいい、
と言われたら、とりあえず
やってみてください。

うまくいかなかったら、
あぁ、違ったな、ということが、
うまくいったら、
やっぱりうまくいくんだな、
ということが分かるんです。

例えば、挑戦している
ダイエット法があったとして、
中途半端にやったとしても
痩せないというのは目に見えてますよね。

この痩せ方意味ないんだ、といっても、
いやいや、中途半端にやっても
意味ないでしょ、ということになるわけです。

そして、
こうしたほうがいいよ、
あぁしたほうがいいよ、
というのがあったら、
全力でやってみてください。

やっぱり、中途半端にやっても、
いいやり方なのか、悪いやり方なのか
判断ができなくて、
もしそれが悪いやり方だったとしても、
ずるずるずるずる、やってしまうわけです。

そうであれば、全力でやってみる。
うまくいかなければ、
師匠、うまくいかないじゃないですか。
どうなっているんですか。
一生懸命やりましたけど、
なんで結果でないんですか。
という風に言えばいいんです。

そうすれば、また
新しいやり方を教えてくれますし、
それがうまくいかないのだとしたら
その師匠は頼るに値しない、
ということもわかるわけなんです。

例えば、病院で薬をもらったとします。
この薬を、飲んだり飲まなかったりすれば、
治る薬なのか、治らない薬なのか
わからないですよね。

この薬で治りますよ、
とお医者さんに言われたら、
言われた通りに飲むしかないですよね。

治ったら、効く薬だとわかりますし、
治らなかったら、この薬は効かないんだ、
という結論になるわけで、
飲んだり飲まなかったりしながら
「この薬が悪い!」とは
言いにくいですよね。

「いい師匠かどうかの、見極め方」なんですが、
マイナス面も言ってくれるかどうか、
そして、怒ってくれるかどうか、
この2点が一番大事です。

例えば、あなたが
「会社を辞めて起業したい」
というときに、
起業のネガティブな面、マイナス面も
ちゃんと伝えてくれるかどうか、
耳障りのいいことばかり言う人ではない。
ということがとても大事なんです。

そして、
時には叱ってくれる、
ということも大事です、

私も人に教えさせていただいていますが、
大丈夫ですよ、大丈夫ですよ、とか
耳障りのいいことばかり、
褒めてばかりの方が楽なんです(笑)

いや、そうじゃないですよ。
なんでやってくれないんですか。
とか、たまに私も、叱るというか、
語気を荒げてしまうこともあるんですけれども、

それは、ある意味、
その人が成功・成長してほしいから、
向き合わせていただきたい、
と思っているからなんです。

耳障りのいいことばかり言ってくれる人、
叱ってくれない、向き合ってくれない人、
というのは、あなたの師匠には
不適任だと、私は思います。

そして、「師匠の見つけ方」なんですが、
一番は、
「あなたの今の悩みを解決した人か?」
ということが大事です。

もし、あなたが、今、
借金に悩んでいるのであれば、
借金を解決した人じゃないと
師匠としては不適格ですよね。

借金したことない人に、
借金の話を聞いても、
体感・実感のこもった話や
コンサルティングは受けられないわけですし、

もし、あなたが、
収入に悩んでいるのであれば、
貧乏から、収入を得て、解決した人
でないと師匠として意味がないわけですね。

生まれ持って金持ちだったので
あなたに金持ちになる方法を教えます。
と言われても、意味がないわけですよね。

要するに、
あなたの悩みを解決するというのは、
その人が解決したプロセスを
あなたに教えるということです。

今、あなたが、
解決したいと思っていることを
解決した人なのかどうか、
その師匠が、あなたの悩みを
解決した人なのかどうかを
見極める必要があります。

見極めるといっても、
「私は今こういう悩みを持っていますが
 あなたはそれを解決しましたか?」
と聞くだけでいいんです。

私でいえば、
最大で1300万の借金がありました。
だから、借金の悩みであれば
いくらでも相談してください。
いくらでも解決の手段をお伝えします。

私自身、手取り10数万なので、
本当に貧乏サラリーマンでした。
そこから、ほんとうに、
自由に旅行へいったり、
自由に物が買えたりするようになりました。

だから、
あなたが収入に悩んでいるのであれば、
解決策を、いくらでも、
私からご提示することができます。

そして、私、
今から15キロ位太っていたこともあるんです。
今、60キロ位なんですが、
75キロ位あったこともありまして、
ほんとうにデブだったので、
それも解決できるとも思います。

ただ、私は、運動神経がないので、
例えば、スポーツで、
運動神経がないんですがどうすればいいですか、
という悩みには、私は、逆に、
あなたの師匠にはなれない。
というわけなんです。

そして、、
いい師匠というのは、
逆に「弟子力が高い」んです。

私の師匠にも師匠がいまして、
師匠は、師匠の師匠に
全力でついて行ってたんですね。

たまに、師匠が
師匠の師匠について、
無茶をいう、などの
愚痴を言うこともありましたが、

師匠は、師匠の師匠の与えた課題に
全力で取り組んで、
絶対に負けない、という風に、
取り組んでいる人でした。

ようするに、師匠も
その師匠に対しては
弟子力が高かった、ということです。

私の師匠の私への最初の課題は
「坊主にしろ」だったんです。

意味わかんねぇな、とは思ったんです。
え?え?え?となっていたら
「じゃあ、スポーツ刈りでもいいから
 髪切りなよ」
と言われました。

私がどうしたかというと、
次の日、床屋さんに行って、
坊主にしました。
坊主というか、スポーツ刈り位ですかね。

「短くしろ」と言われたので
短くしたんです。

私がもっとダメダメだったときは、
師匠の言う通りにしていたんです。

なぜかというと、
その人みたいに私がなりたい、
と思ったからなんですね。

その人みたいになりたい、
と思った人が、「こうしろ」
と言ったことは全力でやりたい。
ただそれだけの話でもあるわけです。

その師匠が、
決して独学で学んだ人ではない、と思います。
だから、その師匠が弟子力が高いか
ということは、いい師匠を見分ける
ひとつの基準にもなると思います。

そして、
あなたが、
人生を変えたい、
もっといい人生にしたい、
と思ったときに、ぜひ
やっていただきたいことは、
「師匠の弟子の中で一番になる」。
ここを目指していただきたいと思います。

私も、師匠について
ビジネスやコミュニケーションを学んだとき、
師匠の弟子の中で一番になる、
というのを課題にして取り組んでいました。

実際に一番になれたかどうかはわかりませんが、
そういう気持ちで取り組むというのが
大事だということです。

一番というのは、
一番結果を出してる。
例えば、
ビジネスで収入の得方を習っていたとして、
弟子の中で一番稼ぐ、
とかではなくていいんです。

一番というのは、
一番努力してる。
師匠が言っていることや
やっていることなどに対して、
あなたが一番努力をしている人に
なっていただければと思います。

そうすれば、最速・最短で、
その師匠に近づくことができますし、
あなたの人生が、
劇的に変わっていきます。

あなたがこの人についていこうと
思った師匠の弟子の中で
一番にもしなれたのであれば、
あなたの人生が、
ほんとうにいいものになっているのは、
あえて説明するまでもないことかと思います。

あなたが成長するために大事なことは、
3つあります。

1つめは、「師匠をいる時間を増やす」です。
ノウハウやテクニック、知っていることを
を習いたいと思って、師匠といるわけですよね。
そうであれば、空気感や話していること、
考え方を学ぶのが最速・最短なわけですが、
師匠といる時間を増やすということが
非常に重要です。

そして、2つめは、
「分からないことは聞いて聞いて聞きまくる」
これが非常に重要です。
私自身、毎日のように質問事項を
送りつけたりしていましたね。

「聞きたいことリスト」といって、
これ教えてください!というように
ほんとうに、聞いて聞いて聞いて聞いて
聞いて聞いて聞いて聞いて聞きまくっていました。

最初の方にも書きましたが、
それで「なんだよ!」というような師匠であれば
逆に、「師匠力」がない人なので、
もしかしたら、ついていかなくていい人
かもしれないですからね。

そして、3つめは、
「同じことを聞かないように録音とメモ」
をしていただくと、
あなた自身の成長がはやくなります。

私自身も、私の師匠と会うときは
常に、録音してました。
スマホの録音アプリで、
「録音させてもらっていいですか?」
と聞いて、ずっと録音をして、
時間があれば、その録音を聞いていました。
それと同時にメモもさせてもらっていました。

時間があれば、録音を聞き直して、
メモを見直して、
その師匠に近づけるようにと
いう風に努力していました。

この3つ、非常に重要ですね。
とはいえ、
「そんなことできないよ!」と
思われてしまったかもしれないので、
最後に重要なことをつけ足します。

「完璧主義じゃなくてOK」です。
1回ですべてのことが全部できるように、
なんて、なれません。

だから、
完璧にやろう。
完璧にならないと、なんか、
師匠に質問しちゃいけないんじゃないか
と思わずに、

ちょっと矛盾するかもわからないですけれど、
一生懸命やっていれば、
師匠自身がちゃんと理解してくれます。
だから、
あなたなりに一生懸命やれば、
師匠がわかってくれます。

聞いて聞いて聞きまくった結果、
もし同じことを聞いたとすれば、
同じことを聞いたよ、
と言ってくれるはずですし、

そうならないようにこうすればいいよ、
ということを伝えてくれるはずです。

まとめますと、
この人が師匠だと思ったらついていく。
そして、ある意味甘えて頼りきっていいです。
遠慮しないでいいです。
完璧主義じゃなくていいです。

師匠に、頼って頼って頼れば、
必ず自身の人生が変わっていくわけです。

もし、そういう思いがあるのであれば、
何かの形で、師匠に恩返しを
してあげればいいかなと思います。

何か、師匠が好きな絵を買ってあげるとか、
お茶代を出してあげるとか、
小さいことでもいいので、
恩を買ったら、恩返しするとか、
その分、師匠に甘えるとか、してください。

今のあなたの悩みは、
今のあなたでは解決できないわけです。
解決できたとしたら悩まないわけですからね。

だから、
師匠を見つけて、
聞いて聞いて聞きまくって、
使い倒して、
あなた自身の人生を
いいものにしていただければと思います。

その師匠が、もし私であれば、
とてもうれしい限りですが、
そうでなくても、もちろん結構です。

一番は、あなた自身があなたの人生を
よりよく生き切ることだと思います。

もし、そのために私をお役立ちさせて
いただければなと思いますので、
もし、お役に立てることがあれば
お申し付けいただければと思います。

全力で向き合わせていただきたいと思います。
応援していますので、がんばっていきましょう。
また、疑問や質問があれば、遠慮なく、
聞いて聞いて聞きまくっていただければと思います。

応援してます。がんばっていきましょう。
今日もありがとうございます。

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