テーマは「成長スピードを劇的に上げる方法」です
もっと自己成長したい
自分を成長させたい
そういった人に向けて
どうしたらもっと自己成長できるかについて
お話していきます。
「手放さないと手に入らない」
成長していく上での大前提の話です。
その理由は、、、
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心の断捨離
我々人間の手は2つしかありません。
2つしか物が持てないわけです。
手放さないと物が持てないのです。
例えば
「痩せたいけど、食べたい」
無理ですよね。
「貯金したいけど、好きなものを買いたい」
それも難しいわけです。
経済学ではトレードオフといいますが
2つのものが同時に手に入らない。
こういうことは非常に多くあります。
つまり手放さないと手に入らないのです。
もしあなたが痩せたいのなら、
食べる量を減らすことが必要です。
減らさないまでも、
炭水化物や脂肪分を減らさないことには
痩せないわけです。
もし貯金をしたいのであれば、
節約しないと貯金は増えません。
二つのことは両立しない。
何かを得るためには
何かを犠牲にする必要があるわけです。
これを前提として
まずは成長を阻害する要因を
考えていただきたいと思います。
例えば
「人の目が気になる」とか
「カッコイイと思われたい」
「上手くいかないと恥ずかしいと感じる」
そういったものが
あなたの成長を阻害している可能性が
非常に高いわけです。
プライドを持つことは
悪くはないかもしれませんが
こういった小さいプライドを持っていることで
あなたの成長が阻害されてしまっている
という可能性が非常に高いです。
痩せるためには
ある程度食事制限が必要です。
それと同じように
人の目を気にしながら
「カッコいいと思われたい」と思いながら
成長することは非常に難しいわけです。
さらに言えば
「俺はスゴイ」「私はスゴイ」と思った瞬間
成長余地はゼロになるわけです。
俺がスゴイのだとしたら
もう成長する余地はないですよね。
成長するための第一歩は
「小さなプライドを捨てること」
先程も言った通り、トレードオフです。
何かを得るためには、何かを手放す必要があるわけです。
あなたがもっと成長したいと思ったのであれば、
小さなプライドは不要です。
捨てていただきたいと思います。
「自分はダメだ」、それでもいい
次の段階として
ダメな自分を受け入れてあげてください。
人の目(他人の評価)は一切関係ありません。
人の目を気にして生きていったとして
その他人は、あなたを助けてはくれないのです。
「人の目が気になる」
「もっとカッコイイと思われたい」
その気持ちはわかります。
ただあなたが気にしている人の目
それがあったとして
その他人はあなたのことを助けてはくれないのです。
つまり、自分が成長するしかありません。
人の目を気にして
「こんなふうに見られたら嫌だなぁ」
「バカだって思われたら嫌だなぁ」
そういう気持ちはわかります。
ただ、そこを気にしたところで
あなたの成長にはなりません。
あなたが人の目を気にしたところで
その他人は、あなたのことを助けてはくれないのです。
あなた自身が成長する必要がどうしてもあるわけです。
成長していくために必要なことは
小さなプライドを捨て
ダメな自分を受け入れる。
そして「自分のダメな部分を人に話せる」
ということです。
「カッコよく思われたい」という
小さいプライドを捨て
自分のダメな部分を
人に話してみてください。
私の話でいうと、いじめられっ子でした。
下にも書きましたが、運動神経も悪く
どんくさくって、いじめられていました。
特に親の仕事の都合で
転勤や転校が多かったのですが
その度に変なあだ名を付けられて
いじめられてきたわけです。
私のダメな部分ですね。
さらにいうと、髪が薄くて悩んでいます。
悩んでいるというのは大げさですが
あまりプライドを持てる部分ではありませんね。
髪が薄くてプライドを持てます
人に自慢できます、という話ではないと思います。
ただ、私はそういったことを人に言えます。
ダメな自分を受け入れて、
ダメな自分を人に話せる。
そういったことを日々しているのです。
また私のダメな例です。
大学を卒業して会社に就職したのですが
そこが嫌になって辞めて
一年程引きこもりをしていました。
いわゆるニートだった期間があるわけです。
人に言えるような、
ほめられるような話では全然ありませんが
こういったダメな自分を受け入れようという
話をしているわけですから
私も自分のダメな部分を言います。
すごくダサいニートでした。
今も別にカッコいいわけではないですが
昔は今よりもさらにダサかったのです。
昔の免許証の写真を仲間に見せて
爆笑されたこともあります。
「これ本当にホリイさんですか」といって
爆笑されました。
それぐらいもっさい感じでした。
昔の写真はドラえもんに出てくるのび太みたいでした。
あの眼鏡をかけて、
もっさい感じで、
服もダサい。
というのが私でした。
今は躊躇なく
私のダメだったところを言うことができますが
やはり昔は言うことができませんでした。
「人の目が気になるなぁ」
「カッコイイと思われたいなぁ」
「自分はスゴイって思われたいなぁ」
そういうことばかり考えていて
ダメな自分、ダサい自分を言えませんでした。
運動神経が悪いなんて思われたくなかったし
「お、ハゲだ」って思われたくなかったし
昔ニートだったことなんて言えませんでした。
まぁ今もダサいですが、
昔はもっとダサかった。
その写真を人に見せることなんか、
到底できませんでした。
ただ、成長するためには
何かを捨てなければいけない。
これを私の人生の師匠に言われて、
自分のダメな部分を人に言うようにしました。
そうやって言ってみると、
(先ほど人はあまり気にしてない、という話でも書きましたが)
私がニートだから、私に運動神経がないからって
人はそれほどバカにするわけではないのです。
だから、少しずつでかまいません。
あなたもダメな自分を人に
打ち明けてみていただきたいのです。
カス受け入れをする
まとめですが
大事なことは「カス受け入れ」です。
「カス受け入れ」とは何かというと
「自分ができない」「自分はカスだ」
そういったことをしっかり認めることです。
「カッコイイと思われたい」
「スゴイと思われたい」
そういった小さいプライドを捨て、
カス受け入れをしてください。
プライドを持つことも
ある程度大事な部分もあるとも思います。
ただ「俺はできる」とか
「俺はカッコイイと思われたい」
「俺はスゴイと思われたい」というプライドは
何も生まないわけです。
カス受け入れをして、できない自分を認めて下さい。
そうすると「できないから1からやり直そう」
そういった素直な気持ちになれます。
そして「できないから素直に教わろう」
といった謙虚な気持ちが持てるわけです。
「カッコよく思われたい」
「スゴイと思われたい」
そういった小さいプライドを捨てて
カス受け入れをしてください。
「俺はダメだ」「私はダメだ」
そう思うところからあなたの成長が始まります。
何かを得るためには何かを捨てなければいけません。
小さいプライドを一度捨て
「俺はできない」「俺はカスだ」
そういったところから
もう一度成長を始めていっていただきたいのです。
例えば子供の成長は早いです。
若い人の方が成長は早い。
そういったことは事実だと思います。
それはなぜかというと
できてないところから始めるからです。
歳をとればとるほど
プライドを持ってしまいがちです
「人にバカにされたくない」
「人の目が気になる」
そう思ってしまいがちです。
それをいったん止めて
子供のようなピュアな気持ちに戻り
できないから頑張ろう。
できない自分を認めて
そこから始めることをしていただきたい。
その為に大事なことが
「カス受入れ」です。
未熟な自分を認めて、成長していってください。
「俺はまだまだダメだ」「私はまだまだダメだ」
そう思えるからこそ成長余力があるわけです。
何かを捨てないことには
何かを得ることはできません。
プライドを捨てるのは難しいかもしれません。
ただ「もっと成長したい」
「もっとすごい自分になりたい」と思うのであれば
カス受入れをして
1から始めていっていただきたいと思います。
また別の回でお話ししようと思いますが
私にも挫折経験がすごくたくさんあります。
だからこそ、必然にカス受入れをして
1から頑張ってきました。
もし、思うように自分が成長できていない
そう思うのであれば
一度プライドを捨て、1からというより
0から新しく勉強していってほしいと思います。
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